PTA活動

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校舎 最終施錠

いよいよ、本日で実質的に閉校になります。
これまでの皆様のご支援に心より感謝申し上げます


今後も、このホームページは存在する予定(市教育委員会確認済み)ですので、これからも折に触れ、ご覧いただければ幸いです。

 先日もお知らせいたしましたが、本日16:45 職員玄関において、最終の施錠を行います。立ち会いが可能な方は是非お出でください。
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「思い出を語る会」 挨拶

気仙沼市立水梨小学校 「思い出を語る会」 挨拶  校長 笹川清治

 思い出を語る会の開催にあたり一言挨拶申し上げます。
 始めに、閉校が決まってからの短期間で、閉校記念事業について協議を進めていただきました「閉校記念事業実行委員会」委員長菊地広人様始め、実行委員の皆様に心より感謝申し上げます。今後も、記念誌や記念碑、記念品等の作成にお力を発揮していただきます。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、閉校式でも触れましたが、分校から独立して67年。多くの地域の皆様、保護者、児童、教職員、関係機関のご努力により、歴史と伝統を築いてきた水梨小学校の存在の重みを改めて感じているところです。
 本日ここにお集まりの皆様にとっては、それぞれの心の中に、いわゆる「水梨時代」があることと思います。この「思い出を語る会」で、皆様と「水梨時代」を共有できますこと、とても嬉しく思っています。
 特に、会の後半には、佐々木 徳朗様の話や 畠山 稔様にお骨折りいただきましたドローン映像の披露により、また、「水梨時代」の思い出を加えることができそうです。
 また、皆様にもご覧いただきましたが、「閉校パネル展」(あの子も この子も みんなの子)を企画していただきました宮城学院女子大学教授 大平 聡様、多くの写真を提供していただきました佐々木 徳朗様には、改めまして感謝申し上げます。

 結びになりますが、ここにお集まりの皆様、残念ながら参加がかなわなかった皆様、水梨に心を寄せている全ての皆様の ますますのご活躍と水梨地区の絆の深まりと発展を心より祈念して、挨拶といたします。

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閉校式 挨拶

    気仙沼市立水梨小学校 閉校式 挨拶
 明治・大正・昭和・平成の4つの年代を駆け抜けてきた水梨小学校。平成の終わりと共に、今、静かに、そして、厳粛に閉校するにあたり、一言ご挨拶申し上げます。
 水梨小学校は、昭和27年開校以来、67年間、分校・分教場時代も含めますと146年もの間、皆様に愛され、輝かしい歴史を刻んで参りました。独立後の卒業生は、1032名に登り、多方面で活躍しておられます。
【学校はあるものではなく、作り続けるもの】と言われます。
 沿革からは、校名変更、校舎移転及び増改築の度に、地域の皆様が一致団結して教育環境の充実を支えてきたことが分かります。今でも長い歴史を目にできるのが、旧校舎時代から引き継がれている「校門」、毎朝児童を迎えている「赤い郵便ポスト」、多目的ホール前廊下の「みのりの木」、校庭の「二宮金次郎像」や石碑など、枚挙にいとまがありません。さらに、創立20周年、30周年、50周年及び現校舎落成の際の各記念誌、明治30年の卒業生から掲載されている、同窓生名簿からは、地域の皆様の学校への想いを強く・強く感じることができます。
 「校章」は開校5年目に、山梨の木・水梨の地名にちなみ、「梨」の花をイメージしてデザインされました。下から上に伸びる矢印は、児童の可能性の伸長を願う心の表れを表現しています。
 「校歌」は、開校10年にあたる、昭和37年に制定されました。学校林の収益金の一部を基にして、水上不二氏に依頼しました。
 現校舎は、平成6年末に「敷地造成安全祈願祭」を行い、平成8年1月より使用が開始されました。校舎の建設に際しては、地域の皆様が他校の視察に出かけたと伺っています。
 このように本校は、地域の皆様の愛情により作られ、守られ、社会の推移と共に、変化の歩みを止めることなく成長し続け、揺るぎない歴史と伝統を築き上げてきました。

【安心感のある学校】が長年、学校経営の基本方針です。
 旧校舎時代から、JRC活動に取組み、他のために奉仕する心、人権を大切にする心を育成し続けてきました。この活動は、水梨地区が平和で、皆様が思いやり深く、地域相互の結びつきが強いと言う、地域の「風土」に支えられ、継続してきました。また、本校の特色である、「鳥舞」や「稲作学習」、「陶芸学習」、「地域学習」、いわゆる、「ふるさと学習」を数十年前から取り組んでいることや、市「花いっぱいコンクール」において、長年、最優秀賞・優秀賞を受賞している学校花壇づくりも、地域の皆様のお力添えのお陰です。
 これらの取組みは、平成25年に「伝統文化をベースとしたESD推進事業実践校」として市から研究指定されましたが、長く、郷土を知り、郷土愛を育み、郷土に誇りを持つ児童の育成を担ってきました。
 地域の皆様とのかかわりを大切にし、目的意識を持って学び続け、自分の役割を果たしながら、夢や希望を達成する事は、宮城県が推進している「志教育」そのものと言えます。価値ある教育を数十年も前から、意図的に実践してきたことは、本校の教育力の高さを示していると言えます。
 学校行事においても地域と共に歩んで参りました。特に、今年度は8年ぶりに広い校庭を使って大運動会を開催しました。最後の大運動会になりましたが、地域の結束力を感じることができました。このように、様々な活動の積み重ねにより、保護者や地域の皆様に「安心感のある学校」として評価していただいてきました。
 
 美しい自然に囲まれ、麗しい伝統を育んできた水梨小学校。暖かみと潤いのある木造校舎、光り輝く廊下、重厚な瓦屋根の水梨小学校。児童を温かく包み、安らぎを与えてくれた水梨小学校。この学校を閉じる寂しさ、新たな環境への不安等、児童や保護者の皆様には様々な思いがあることと思います。
 しかしながら、松岩小学校の温かい受け入れ体制によって、児童は交流を重ねる度に、友達ができる喜びを感じ、新たな環境への期待が膨らみつつあります。統合によって、水梨、松岩両地区の素晴らしさを再認識し、融合させていくことが、教育環境の一層の充実と、児童の「生きる力」の育成に結びつくことと確信しております。
 
 児童の皆さん、水梨小学校で過ごした日々は、皆さんの心の中にしっかりと刻まれています。神山川の清流のように、決して途絶えることはありません。水梨小学校で学んだことを、自信と誇りにして、松岩小学校・松岩中学校の新たな歴史と伝統を築いてください。きっと、太郎坊と次郎坊が皆さんの背中を優しく押してくれると思います。オープニング曲「ビリーブ」。まさしく、「今、未来の扉を開ける時」です。自らを信じ、友を信じ、未来を信じ、大きく羽ばたいてください。
 
 閉校にあたり、「閉校記念事業実行委員会」を立ち上げ、限られた時間の中で閉校記念事業を進めていただいております、実行委員長菊地広人様をはじめ実行委員の皆様、並びに地域・保護者の皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。「あの子も この子も みんなの子」の合い言葉どおり、これからも水梨の児童生徒の健全育成にお力添えをお願いいたします。
 
 結びになりますが、水梨小学校に常に新たな「風」を吹かせ、素晴らしい校風を築き上げてくださいました、歴代校長先生をはじめ教職員の皆様、歴代PTA会長の皆様を始め、PTA会員及び準会員の皆様、市当局、関係機関の皆様、大勢の卒業生の皆様、ご臨席の皆様、そして、これまで本校の教育活動に思いを寄せていただきました、全ての皆様に、心より感謝申し上げ、挨拶とします。

 平成三十一年三月十七日
            気仙沼市立水梨小学校
                 第二十八代 校長 笹川清治 


 

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みんなのアルバム

 閉校により、卒業生に加え在校生も水梨小学校を巣立つことになりました。
 そこで、今年度は全児童・教職員・PTA役員の皆様の写真等を入れて、例年よりも12ページ増やして「みんなのアルバム」としてアルバムを作成しています。
 最終の校正をしていただきました。


 担当の保護者の皆様、とりまとめありがとうございました。
 4月14日のでき上がりが楽しみです。
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テレビ放映

連絡:3月19日(火) 本日放映
    みやぎテレビ「OH バンデス」
時間 午後5:20~40の中で
内容 卒業式の様子(いくつかの学校の卒業式と一緒に放映されるそうです。)

 パネル展・卒業式・閉校式では、合計7回テレビ放映をしていただきました。
特に、東北放送の閉校式の様子は、全国ニュースの中で放送していただきました。
各社関係者の皆様、誠にありがとうございました。


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